イ ベ ン ト 2

ラブバードテルアキ展・有馬温泉

 有馬温泉での個展は二回目になります。前回は3年前、まだ北海道に来たばかりの重い腰を叩いて僕を引っ張り出したのは友人のおもちゃのデザイナー加藤裕三でした。彼は、昨年若くして亡くなりました。彼の残した仕事は沢山有りますが、グリコのおまけシリーズが良く知られています。彼は僕のことを「田中さんは関東の人間とは思えんな」と言っていました。どういう意味かは解りませんが、コテコテの関西人の彼が言うのですから、多分褒め言葉だったのでしょう。帯広では「関東人の匂いがぷんぷんする」と言われるのに比べると嬉しい気がします。今回は加藤裕三のいない神戸にいってきます。「また、こりずに来たんかー」と迎えてくれる氏のでかい鼻の穴が思い出されます。

 今回は新作もだいぶ出来ました。関西での個展の機会は少ないので、お近くの方は是非ご覧になって下さい。

2002/2/28  有馬温泉展DM
2002/4/10〜5/6
open9:00~17:30(火曜日定休日)
ガレリーアレティーロオーロ
〒651-1401 神戸市北区有馬町853番地
TEL 078-904-0858
4/10,11日は会場に輝顕がおります。

写真集 1
写真集 2

先日、寒い写真が没になったお話しはしましたが、今日出来上がった案内状が画廊から届きました。スタッフはやはり季節感で苦労したのでしょう。折角のスズランの花がないではないか。いいでしょう、
主役はラブバードだと言うことで気を使って頂いた事にしておきましょう。

ラブバードはアクセサリーです。
僕の作るのがアクセサリーで良かったと思います。
世の中に無くても誰も困らない。
でも、有ってもよいと言ってくれるなら・・・
あなたの胸に止まってみたい。

つぼみ工房 田中輝顕

これは、切手面の文章です。もちろん原文は僕が書いた物ですが、最後の所が少し変えてあります。原文では、「でも、有ってもよいと言われたら、嬉しい。」です。スタッフから、最後を「あなたの胸に止まってみたい」にしたいのですがと相談されました。「結構ですよ。でも、もし変えるのだったら、あなたの胸に噛みつきたいがいいな。」
と答えたはづなのですが。スタッフの吉田さんはかなりのホルスタインなのです。
おわび!
吉田さんはすっかりスリムなジャージー種に変身していました。